着脱簡単な省エネ断熱ジャケット
えこきーぱーの導入で稼働中のまま省エネ・環境対策
現在日本全体で使用されるエネルギー消費量の18%が工業炉で消費されています。
しかし、これまでその有効利用率は35%ほどで、残りの65%は燃焼排ガスとともに大気中に放出されていました。(日本工業炉協会HP参照)

『えこきーぱー』は、従来の保温工事(解体・再施工がし難い板金工法等)に代え、保温材料と外装材を一体化。現在稼働中の工業炉に、簡単に着脱ができる断熱ジャケットです。
蒸気配管のストレーナー、トラップなども、メンテナンスが自由に出来ます。
特に熱を伝えやすい板金と違い輻射熱を押さえる効果も抜群です。

今までの機器の放熱による弊害 ・機器表面の高温による火傷
・放熱による周囲温度上昇・熱中症
・CO2排出・電力量・空調負荷の上昇

えこきーぱーを装着することで ・表面温度低下による従業員の安全対策
・放熱を抑える事による現場環境改善
・CO2排出・電力量・空調負荷の軽減
・昇温時間の短縮
また、業界初の抗菌、防カビ処理をすることで
食品会社や医薬品会社などにも安心して取付けが出来るようになりました。
これまでの考え方(空調メーカーの対策) えこきーぱー
①涼しくするため空調で温度を下げる。
②機器を動かす(燃やす)ためのエネルギー量増加
輻射熱を元からカットして周辺温度を下げる。
放熱を抑える事で省エネ⇒節約
問題点

・電力量が大きくなる(空調負荷が大きい)
・CO2が増える
・部分的にしか涼しくならない。
施工後の声
・施工前は簡易保温材があったが『えこきーぱー』
取付け後は更に保温効果が高くなっている。
・製品生産時の消費電力が少なくなっている。
(機器からの放熱量が少なくなった)

取付け後は例年より涼しさを感じたというお声から、
『えこきーぱー』により放熱量と空調負荷が減少していると考えられます。

◆えこきーぱーによる様々な施工例
焼成炉 クリーン内蒸気配管 材料乾燥機
加熱炉 温水交換器 湯洗槽
温水タンク 発泡炉 焼戻炉
乾燥炉 射出成型機 乾燥ライン
屋外でも使用可能
LPG蒸発機 送水機 ポンプ
その他施工:乾燥焼付炉・テンパー炉・リフロー炉・成型機・連続炉・加熱電気炉・ベーキングステーション等々

◆作業現場の熱中症対策
厚生労働省通達の『職場における熱中症予防対策』に大きく貢献できます。
【※WBGT値(暑熱環境によるストレス評価を行う暑さ指数(℃)】の計測、基準値以上または高温多湿の場合は作業環境管理などにより値を低減するよう努める。
(冷房を使う・作業・場所を変える・発熱体と労働者の間に熱を遮る事の出来る遮蔽物を設けるなど)

■WBGT値の分類28℃~31℃【厳重警戒値】/31℃~【危険値】
WBGT値 気温 湿度
作業中 31℃ 60%
基準値 30℃ 65%
28℃ 29℃ 70%
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」より

高温多湿化している近年、熱中症死傷者は毎年約400~500人。 業種別に見ると約半数が「建設業」「製造業」で発生しているとの発表。
◆乾燥機施工後の温度変化
◆射出成形機の省エネ効果例
測定条件
・取り付け前・取付け後/月~金までの各5日間
・日別で24時間連続計測(金のみ15時まで)
・1分間の平均電流を値として比較
※えこきーぱー取り付け前後の某電力会社との共同調査計測値となっております。
※取り付け前の時点では簡易保温処理が施されています。
1日を通しての電力は平均で-19.1%の削減となり、削減合計の-18.8%と同程度の値となっています。
電気料金の削減試算 償却年数試算
【1年間で50週稼働の場合】
515kWh×50週×15円/kWh
=年間約38万円削減
(上記例のえこきーぱー施工)
射出成形機×1台=211,200円
償却年数約0.6年!!!
◆各機器・箇所の状態に合わせて最適なご提案を致します。
施工までのご説明・調査を十分に行わせて頂きます。
まずは実際の現場の計測による熱環境調査をおすすめしております。
放熱抑制による、燃料・電力削減量試算で費用対効果も明確にし、償却年数の短い提案を務めさせて頂きます。
施工後のご相談もお任せください!!
◆えこきーぱー施工による温度均一化
今まで温度ムラがあった炉内がえこきーぱー施工により温度が均一化され、生産時エネルギーの効率がUP!!
えこきーぱー施工後、炉全体が同じくらいの温度になります